教育

受験勉強 答えを写すのをやめさせるには どうしたらいいのかやってみた

受験勉強 答えを写すのをやめさせるには どうしたらいいのかやってみた

娘の中学受験の学習が進んで、塾の宿題に慣れてくると出てきたのが、

答えを写す

という行為。

勉強中にやってしまうことの中でも、一番不毛なことです。
「分からないなら、分からないって言えばいいのに…」
と私はショックを受けました。

最初に発見した時は、いかに答えを写すことがよくないのか懇々と話し、

「答えを写すことがどれだけ時間の無駄か」
「こんな勉強ならしないほうがいい」

などなど、私の持論を伝えました。
娘も「もうしない」と言っていたので、その時は話を終了。

そしてさらに、2回目が発覚……。

私は、本当にがっかりしました。
「前回あれだけ話したのに…」と。

ちょうどその時に、塾の先生に会う機会があったので、「答えを写している」という話をしたのですが、先生から意外な返答が。

「そっか、写させちゃったかぁ…。きっと彼女の勉強に添えていないんですね。少しこちらでも声かけを考えますね」

???「写させた」???

やったのは娘なのに、原因はこちら!!

あーーーーーーーーーー。なるほどなぁ。と思いました。

勉強を指導する側が、答えを写さないといけない状況に、何かしらの原因で子どもを追い込んでしまっている…という視点なのです。

目からウロコでした。

答えを写したことに、怒っていた私。

親や教師側の要因なんて、考えもしませんでした。
人に相談をしてみるって、本当に大事ですね…。

このことがキッカケで、今回は「答えを写したこと」を怒って諭すのではなく、「答えを写さないようにする」ために原因を探ってみることにしました。

答えを写した理由をじっくり聞いてみる

答えを写した理由をじっくり聞いてみる
まず最初に、なぜ答えを写したのか「理由」を聞いてみました。

前振りとして、「本当に怒っていないこと」「純粋に理由が知りたいこと」「あなたが何を思っているかを一番知りたい」というのを伝え、娘の了解を得てスタート。

ママ
ママ
写そうって思ったとき、なんで写そうって思ったか覚えてる?
ムスメ
ムスメ
……1枚目解いたら分からなくて、だから早く終わらせたかったの
ママ
ママ
なるほど

解決策を私が言うのは簡単なのですが、自分で考えてもらわないと根本の解決にならないので、まずは聞くだけ。

次に「答えを写した」感想を聞いてみました。。

ママ
ママ
答えを写してみてどうだった?
ムスメ
ムスメ
いけないことしているのは、分かっていたの…
ママ
ママ
そうなんだね、いいね。ちゃんとそこが分かっているのはいいね

自分で「いけないこと」を分かっている点を褒めて、「早く終わらせたかった」という理由が出てきたので、そこを掘り下げてみました。

ママ
ママ
早く終わらせたかったのは、どうして?
ムスメ
ムスメ
分からないと時間がかかるでしょ、そうすると終わらない気がして…
ママ
ママ
終わらないと困るの?
ムスメ
ムスメ
だって遊べなくなる気がする
ママ
ママ
他には何かありそう?もしあったらで、いいけど。思い出せる気持ちがあったら
ムスメ
ムスメ
出来ないことがイライラしたの
ママ
ママ
そっか、イライラしたのか…確かに出来ないとイライラするよね。
ママ
ママ
一生懸命やっているのにね

理由を聞くときは、できるだけ淡々とした声のトーンをキープするようにしました。

ここまで聞き出せたので、次はこの状況にしたしまった原因を探ります。

子どもに聞いた理由から、この状況にしてしまった原因を考える

子どもに聞いた理由から、この状況にしてしまった要因を考える

一度、ここまでの内容をまとめてみます。

  • 分からなくて、このままじゃ時間がかかると思った
  • 解けない自分にイライラした
  • やっちゃいけないのは分かっていた

大きな問題点は、「勉強に時間がかかることを嫌がっている」ということ。

このことから「じっくり勉強できる環境作り」を見直す必要があるな、と思いました。

そこで、落ち着いて勉強ができるようにするには、どうしたらいいのかを考えました。

落ち着いて勉強するためには
  1. 勉強量を減らす
  2. 問題を解けた時にどんな風に思うのか言葉にだしてもらう
  3. 遊ぶ時間を賞品にしない(これが終わったら遊んでいいよ…等)
  4. 答えが合っていないとイライラする原因を探す

浮かんだのはこの4点。
次の方法で実践してみることにしました。

勉強量を減らす

これは、闇雲に勉強量を減らすのではなく、その日の主要な勉強が終わったら、○付け前に内容を見て、不正解が多ければ100マス計算や、漢字など副教材のドリルをやらないでよいようにするというやり方です。

副教材ドリルをやらない分、ゆっくり覚えてごらん。と声かけをするようにしました。

ドリルを減らすだけで、心にゆとりができるようで、不正解した内容に落ち着いて取り組めるようになりました。

問題が解けたとき、どんな風に思うのか言葉にだしてもらうようにする

問題が解けたら、私はできるだけ褒めないようにしました。「できたね」「解けたね」といった声かけはしますが、褒めないことで「親に褒められるための勉強」から脱却してほしいと思い、このようにしてみました。

(とはいえ気を抜くと、「すごい!」とか言ってしまいましたが…)

そして、問題が解けて「自分ではどう思ったか」を聞きます。
自分を肯定する言葉を、自分の口から発することで、娘の勉強への自信がすこしついてきたように感じました。

遊ぶ時間を賞品にしない

「勉強を早く終えられないと遊べない」という考えを植えつけてしまったのが、今回の「答えを写してしまう」事の原因第1位だったように思います。

それなので、
「これが終わったら○○していいよ」
というのを止めて、
「私も勉強するよ!一緒にがんばろう!」
と声をかけるように変えました。

答えを写してしまう イライラの原因を探る

つぎに、娘の特性である「解けないとイライラする」。ここに注目してみました。
塾の先生によると、「こなす勉強」をして来てしまった子に多く出る状態なのだとか…。

心当たりがありすぎて、辛いです。←

これについては、

「勉強している時は、間違えていい」
「間違えを見つけられたら、一つ賢くなれる!」
「間違えは成功の素」

というのを伝え、

イライラする感情→間違えてOK→正解した時の楽しさ

にスライドできるよう、声かけをしました。

最近は、
「答えが分からないと私はイライラしているけど、今は間違えていい時間!」
と自分で唱えているのを見て、言葉に出すって大切なんだなと感じました。

子どもが勉強の答えを写してしまったら怒らないで、理由をさぐる

子どもが勉強の答えを写してしまったら怒らないで、理由をさぐる
子どもが答えを丸写ししていると、カーッときてしまい、思わず声を荒げる…。

私もこの2回の発覚で、どれだけ怒ってしまったか…。
でも怒ったところで、答えを写す行為をやめることはないんですよね。

それどころか、もっと見つからないように隠れて答えを写すようになったりして…。
つまり、「答えを写してしまった」を怒ることは不毛なのです。

それよりも、
・毎日勉強ノートをチェックして、子どもの異変に気付く。
・答えを写してしまった理由を探って、理由の原因を潰す。

これが「答えを写すことをやめさせる」一番の近道だと私は思いました。

 

お子さんとの関係で困ったら、こちらも参考にしてみてくださいね。

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