教育

子どもの字が汚い!字を綺麗にしたい…せめて読める字にする教え方3つ

子どもの字が汚い!字を綺麗にしたい…せめて読める字にする教え方3つ

小学1年生になってやっと字がかけるようになってきて、学校にも慣れてきた……。

ふう、やれやれこれで無事小学校という船出を終えたのかしら! なんて思っていたら、大間違い。今度は「字を覚える」ではなく「綺麗に書く」というハードルにぶつかります。

もちろん最初から字が綺麗な子もいますが、うちの子はとっても字が汚いタイプでした。タイムアタックのような勉強方法の副産物……とも言えるのですが、早く書こうとするからこそ、すごい字になります。

数字の「9」は「4」に見えるし(上が空いている)、「ゆ」は「わ」に見えるし、3にいたってはもはや棒。「は」「ま」「ほ」はひしゃげて読めないし、「本当に女の子なの?」と悲しくなってしまいました(遠い目)。

お習字を習わせようか、それとも硬筆を習わせようかと思いましたが、どれも曜日が合わず断念……。

(実際習った子のママに聞いてみると、お習字よりは硬筆のほうが字の上達が早いとのことでした!)

お習字は姿勢も綺麗になり、低学年のうちにしかできない習い事のように思います。(習い事の選び方については、また別記事でご紹介していきます。)

また、あまりの字の汚さに塾の先生に相談したところ「頭の中で考えることが溢れだして、早く書きたくて字が汚くなっているので、気にすることは無いですよ」と言われました。

でも気になる……。
学校の掲示物を見てみれば、頭のよい子のほとんどは字が綺麗だし……。

自分の子のマイナスばかりに目をむけてはいけないのですが、中学受験において「字が汚い」というのは受験以前の問題なのだそうです。

なので、あれこれやってみました!

教え方1:文字を指でなぞってみる

この本は、文字が大きく載っていて、指でゆっくりなぞることができます。
どこがふくらむか、なめらかに書くのかなどがイラスト付きでのっていて、非常に文字をイメージしやすいようです。

このイラストがちょっとユーモラスで、くすっと笑ってしまうような小人(?)さんがいっぱいいます。

これを気が付いた時になぞらせてみたり、書きにくい文字を選んで指でなぞらせてみるのも効果的です。うちではソファーの上に置いていつでもパラパラと眺められるようにしてみたりしました。

なんとなく、綺麗な文字ってこういうものね……ということは分かったようでした。

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教え方2:他者性の成長をうながす

女の子は特になのですが、他者性が出てくると自分がどうみられるか、ということを気にし始めるそうです。

3年生くらいからこの他者性はちらほら出てくるので、人の評価を気にし始めたら、チャンスです!

他者性が生まれると、今までは自分だけが分かればよかった文字が、他の人がこの字を読んだらどう思うだろう……ということが気になりはじめ、綺麗とまではいかなくても読める文字に自分で修正してくるようです。

あんまりにも他者性が強くでてもこまるので、ある程度ではあるのですが、うちでは他者性をうながす声掛けをしました。

「あなたは活発だし、他の子からみたら明るくて素敵な子だけど、この字はおブスに見えるなぁ。残念だなぁ。」

「可愛いお顔にこのおブスな字はあわないなぁ。」

などです。そして、読みやすい字が書けたときはたった一文字でも花丸をつけるようにしました。

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教え方3:小学校の連絡帳で字を綺麗にする特訓

連絡帳は学校で毎日書きますが、短文で綺麗に書くのにちょうど良い練習量のように思います。

毎日、連絡帳チェックをする際に綺麗な文字には花丸をつけます。

もし、お子さんが「学校に分かってしまって恥ずかしい」というようであれば、綺麗に書けた文字を一文字ずつその場でほめるだけでも大分効果が違うように思います。

全部が綺麗に書けてなくて良い!
一文字でもいいから褒める!

これが上達への近道のように思いました。連絡帳は、毎日も親もチェックしてハンコを押さなければならないので、是非そのついでにやってみてください!

おすすめの連絡帳

連絡帳は、できるだけ子どもが綺麗に使いたくなるような可愛いものを用意してみてくださいね。

キャラクターものでもいいですし、キャラクターものが禁止されている学校などは可愛い動物のものでもいいです。

あと、字が汚い子は小さい文字を書くのも苦手なので、できるだけ行の幅が広い物をえらびましょう。1日5行くらいですが、綺麗に書けるととても読みやすく、自分でも嬉しくなるようです。

字を書くことは勉強でなく、日常なので出来るだけ自然な中で習得していきたいです。

以上、小さな点ばかりですが字を綺麗に、せめて読める字に書くための3選ご紹介でした。うちの子はこれで大分字が綺麗……読めるようになりました。

夏休みの読書感想文なども「これだけは字を綺麗に書こう!」と目標をかかげてやってみたのですが、少し心が折れ気味だったので、短く集中できる範囲から字を綺麗にしてみるのが一番のようです。

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文字を綺麗に書くための補助アイテムたち

3選は字を綺麗にするやり方ですが、ちょっとしたアイテムで補助してあげると字を読めるように書くのを後押ししてあげられます。

補助アイテム1:三角鉛筆

「三角鉛筆」という、通常の六角形ではない三角の鉛筆を使ってみるのも字を綺麗に書くための良い補助素材になるように思いました。

持ちやすく、安定して書けるようです。

字が汚い子はお箸の使い方も今一な子が多いように思いますので、お箸と鉛筆の持ち方を一緒に見直してみるのもいいかもしれません。

お箸も四角のタイプや三角箸など持ちやすいものが沢山あるので、是非お子さんと一緒に箸屋さんなどの専門店で直接持って選んでみるのもおすすめです。

補助アイテム3:消しゴム

ノートが汚くなる理由に「消しゴムでしっかり消せていない」ということがあります。

最近の子どもたちは『2B』の鉛筆を使う子がほとんどです。

2Bは私達が子どものころ使っていた『HB』に比べると、墨が濃いので普通の消しゴムで消すとノートに墨が広がってしまって余計に汚くなってしまいます。

また、子どもたちは力も弱いので余計に消し切れず、ノートが汚くなっていくように思います。ですので、消しやすい消しゴムを選ぶのも、字を綺麗にするための大事な補助素材だと思います。

ちなみに、私のお気に入りの消しゴムはこれ! 色もピンク、紫、黒、緑、青、白といろいろあるのも楽しく、本当に良く消えます。ただし消えすぎてノートの罫線まで消してしまうこともあるので、ご注意ください(笑)

以上、小さなポイントばかりですが、是非参考にしてみてください。

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おわりに

親にとって、子どもの字が汚いのはとても気になるものです。
テストの点数だって、字が汚いがために×をもらったりしますし、読み返せない字をノートに書いても復習なんてできません。
でも怒っても、ちっとも綺麗にはならないのです(山ほど実践済み…)。
字は褒めて、褒めて、字を書くことが嫌いにならぬよう伸ばすのが一番の近道です。

字が綺麗になったら、テストの点数もきっと上がるはず!

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