教育

あらすじ丸写しからの脱却!読書感想文の書き方

あらすじ丸写しからの脱却!読書感想文の書き方

夏休み、2年生くらいからやってくる「読書感想文」。
小学生になって、夏休みのすごしかたの中で一番の課題です。

いくつものハードルを乗り越えなければいけいない読書感想文について、今日はその書き方をご紹介します。

まず、読書感想文の宿題を始める前に、本を決めるのですが……この時、
「さあ、読書感想文用の本を決めよう、どれにする?」
などと聞かないでください

もうこれだけで、その本が大嫌いになってしまいます。

普通に読めたはずの本が、宿題のために読む本になってしまうと、読むだけで「ウヘー」となって、すすまなくなります。

これは2年生ではじめて読書感想文を娘に書かせたときの最初の失敗でした。

「読書感想文用の本を買ってあげるよ!」と言って買った本は、見事に読まないまま本棚行きとなり、今もまだ静かに眠っています。

読書感想文の準備 本を選ぶ

この失敗を経てわかった本の選びかたは以下です。

まず本を選ぶときは図書館、本屋さん、家の本棚など何でもいいので何冊か読みたい本を選んでもらいます

これは夏休み前の7月からはじめても大丈夫です。
くれぐれも、読書感想文用と悟られないように、細心の注意を払いましょう。

夏休みには読書感想文のほかに、読書の宿題が出ることがありますので、それも含めてやってしまいます。

本はできれば学年にあった文字量のものが好ましいですが、本嫌いの子であればそれはますます宿題が進まなくなる原因になるので、ぐっとこらえます。

ただ、このときに感想が書けそうな本を選ぶよう、図鑑、マンガ歴史本、科学などの教養本などはそっと避けましょう

本を選び終えたらいよいよ感想文の作成です。

1日で書こうとする子も多いと思いますが、うちの娘は1日で終わらそうとして嫌になって、結局ずるずると1週間かかりました。ですので1日の作業カロリーは抑えて、4日間に分けて書くことにしました。

次項から4日間の具体的な流れを説明していきます。

1日目 本をゆったりと読む

本を選んだら、本を読む時間を作ります

テレビをつけず、ゲームも禁止、できれば親も一緒に読書をすると楽しくなります。
飲み物と軽いお菓子など用意できたら最高です!

うちは、二人でソファーにすわって本を読むのが大事な幸せな時間となっています。

なかなか1冊読めないときは、次の本にうつってもいいですし、ゆっくりじっくり1冊を読んでもいいです。

子どもが「この本をまだ読む」というようであれば、是非その1冊を読み終わるまで待ってあげてください。

1冊を読みきった経験は、成功体験になって、次はもっと本を読めるようになります

それでも読めない場合はこちらも参考にしてみて下さい。

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子どもが本を読み終わったら、すぐにその本を親御さんも読んでください。
1日目はここまでです。

2日目 本の感想を話し合う メモを作る

2日目は本の感想を話します。

まずは本を閉じたまま話します。

「誰が好きだった?」

「すきな言葉はあった?」

など、メモは低学年なら親が書いてもいいです。
自分でメモできそうなら、メモしてもらうといいかもしれません。

そこから、本を開いて好きだったところに付箋をつけます。読書感想文の書き方で、このメモをとることは大事なポイントです。

次に、
「主人公はこういうことをしたけど、あなただったらどんなことをする?」
など、主人公ならこうだけど、自分ならどうするかと聞きます。

本の中にいくつか主人のおこした行動があるとおもうので、「この場合は?」「この場合は?」と聞いてみます。

これもメモしましょう。小さなことでもいいので、沢山メモを取りましょう。

このメモがそのまま文章の素になるので、規定の原稿用紙がうまるくらいはメモが必要です。感想を増やしたいときは

ママ
ママ
この主人公がこうできたのはどう思った?
お子ちゃま
お子ちゃま
かっこよかった
ママ
ママ
かっこいいよね~、何をしているのが一番かっこよかった?
お子ちゃま
お子ちゃま
自転車でびゅんびゅんはしって坂を下りるところ!

などと、感想に質問をどんどんぶつけて行きましょう。

2日目はここまでです。

3日目 感想メモをストーリーに合わせて並べ、下書きを作る

3日目は取ったメモを本の流れどおりに並べます。書き方もいよいよ大詰めです。
お子さんと一緒にメモを並べましょう。

1枚のノートでとった場合は、はさみで分解してパズルのようにならべます。
ならべたら、文章をつなげます。

原稿用紙でも縦書きのノートでもいいので、縦書きの型で一度下書きしましょう

効果的な下書きのやり方

1行抜かしで下書きをします。
⇒文章を直すとき、修正文をすぐ横の空行に書き込むため。

できるだけ消しゴムは使いません。
⇒私は消しゴムでせっかく書いたものを消すと、自分の
一生懸命やったことが台無しになってしまう気がするので、
できるだけ消しゴムは使いません。

子どもは「修正」するのがとても苦手なので、出来るだけ上書きしていけるようにこのやり方を考えました。

修正文は赤鉛筆のほうが、修正箇所が分かりやすいのでおすすめです。

文章ができたら、ようやく本番です。
でもそれは、明日のお楽しみ。今日はここまでです。

4日目 原稿用紙に書く

4日目はいよいよ本番!
下書きを原稿用紙に書き写します。

書き写す…という作業は意外に子どもにはハードルが高い場合があります。
低学年で、もし書き写すのがむずかしそうであれば、原稿用紙に一度親御さんが書いてあげてください。

そして、それを1行ずつ切って、書き写す行の右横に貼り付けます

それを写すのであれば、スイスイ書き写せます。

万が一、下書きで文字数が足りていないときは、本から好きな文章を書き出すのも読書感想文のアクセントになります。

例文(本の文章は太文字部分です)

私は「くま太の冒険」の中でこの文章が大好
きです。
「くま太はちからいっぱいわらって、それか
らからだがポッポとあつくなりました」
ポッポとあつくなる、というのがとてもおも
しろいからです。

こうするだけで原稿用紙に文章を5行半追加できます

あまりにも、こうしたのを並べるとあまり読書感想文にはなりませんが、どうしても文章が足りないときには、こうした小技も使ってみてください。

最後に原稿が出来たら、たくさんたくさん褒めてください

「この本、ここが面白かったね!」

「この言葉がいいね!」

などなど、めいっぱい褒めます。

おわりに

こうして順を追って書くことで、あらすじを書いてしまうことも無く、本人の意見あふれる読書感想文になります。

1日にやることを余り詰めず、是非4日間に分けて、楽しく読書感想文を書いてみてください。

読書感想文を書くときは、ファミレスに行って、広いテーブルでジュースを飲みながらやるのもおすすめです。

場所を変えて書くと、家で書くよりも煮詰まらないことが経験でわかりました!

お子さんオリジナルの読書感想文原稿を引き出すためにも、是非やってみて下さい。

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