今回は、東京農業大学第一高等学校・中等学校の文化祭、桜花祭に行ってきました。
文化祭のテーマは「万葉」。
毎年9月の最後の週に文化祭が開催され、非常ににぎわっています。
東京農業大学第一高等学校・中等部は、偏差値が58(インターエデュ調べ)で、中堅校の上位にある学校です。
東京農大キャンパスのすぐ隣にある、広い敷地の学校なので非常にのびのびしています。
今回はそんな農大一中の文化祭レポートです。
Contents
農大一中の文化祭に行ったら必ずもらいたいもの
農大一中の文化祭に行ったら、是非もらってほしいのが、「入試の過去問(実物)」です。
文化祭の行われた年の過去問を、もらうことができます。
引換券の配布時間
HPで毎年引換券の配布時間が告知されます。
文化祭に行く前に農大一中のHPをチェックしてください。
整理券が配布され、その後過去問の配布時間になったら整理券と過去問と引き換えです。
農大一中の試験日は3日間あって、何日の過去問を希望するか聞かれますので、お好きな日にちをお伝えください。
その後、午後も整理券の配布時間があるので、何度か行ってすべての日数もらうことも可能です。
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参加してみようレモネードスタンド
みなさんは「レモネードスタンド活動」をご存じですか?
アメリカの映画やホームドラマを見ているとたまに出てくるのですが、子どもがレモネードを作って、家の前で簡易屋台を作って売り、そのお金を小児ガン支援のために寄付をする…というボランティア活動です。
アメリカの子は、こんな感じの屋台でレモネードを売って、売り上げを寄付するのだとか。
その活動を、農大一中の文化祭では行っています。
レモネードの素はレモネードスタンドジャパンからの寄付です。
なので
今回初めて参加してみました。
娘にもボランティア活動のこと、小児がんのことなどを説明して、家族でレモネードを飲みました。
レモネードスタンドをしている教室には、詳しい説明なども展示してあり、レモネードを飲みながらボランティアについて考えることのできる、ちょっと素敵な時間でした。
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農大一中に行ったら、化学部、生物部、物理部は外せない!
農大一中は動物、植物、実験が大好きな子なら、是非すすめたい学校の一つです。
ここの部活は、本当に活動が盛んで実験などに没頭したい理系女子(リケジョ)にはピッタリ。
生物部
ここでは、カメレースあり、ハムスタークイズあり、解剖あり、標本の販売あり…ものすごいカオスです。
うちの娘は、まずは生物部クイズをやって商品をもらい、その後ハムスタークイズに何度もチャレンジして商品のハムスター写真をゲットしていました。
カメレースも大盛況で、ものすごい熱気……。(ちょっと競馬場っぽいw)
さまざまな種類の亀が紹介され、どの亀にBETするのか本気で悩む娘。
金魚すくいなどもあるので、本当にこの生物部だけでもたくさん楽しめます。
この生物部、ともかく部室で飼っている動物の種類が多く、そこも動物好きの子にはたまりません。
ただ・・・
化学部
化学部も生物部に負けず劣らずの大盛況です。
ともかく室内では、7つの実験を体験することができ、化学部クイズに答え9割正解すると、素敵な銀鏡の小瓶がもらえます。
これも…一生懸命答えを調べて、室内の展示を見て解答を見つけ出しなんとかクリア。
化学部では、演示実験なども行っていて、化学好きにはたまらない部活です。
部活も盛んらしく、卒業した先輩たちもたくさん遊びに来ていました。
卒業してからも顔をだしたくなるほど、部員の仲がいいようです。
物理部
そして最後に紹介するのは物理部。
この物理部、なんとこの日のパンプレットに掲載されていませんでした!(笑)
展示場所も3号館の4階の奥の教室…。
でもそんな場所にも関わらず、たくさんの人が来ていたところに部の人気をうかがうことができます。
自作の巨大な「ピタゴラスイッチ」はすばらしく、家族で楽しみにして実演時間にお邪魔しました。
それ以外にも「砂振り子」「ホバークラフト」などがあり、砂振り子は、振り子運動が見せる美しい砂模様にうっとり。
ホバークラフトも、夏休み中ずっとホバークラフト制作をしていたと話を聞き、本当に夢中で自分の好きなことに打ち込める学校なんだな…ということを感じました。
3号館では・・・
- 2階が化学部
- 3階が生物部
- 4階が物理部
と理科ざんまい!!
是非とも理系好きな子は、農大一中に行ったら実験満載の3号館を楽しんでください。
農大一高ならではの部活 馬術部
農大一中では、高校生になると馬術部に入部することができます。
文化祭にはポニーがいて、触れ合うことができました。
ミニゲームの豪華な景品
また、乗馬部の出店で馬蹄型の輪を投げる、輪投げがあります。
4つ以上馬蹄型の輪が入ると、馬蹄がもらえます。
この輪投げ、可愛いイメージとは裏腹になかなか難しいのです。
ここでは、いつもは運動オンチな旦那さんが、なぜかミラクル!
見事馬蹄をゲットできました。
その後、馬術部の生徒さんが「厩舎をみませんか?」とお声がけ下さり、大喜びでついていく私たち家族。
娘は白い牝馬に触ることができて、ポーっとなっていました。
馬それぞれの性格を生徒さんが紹介してくださり、中には生徒さんの袖をはみはみと噛んでいたずらする馬がいたり、見ていて本当に癒され、改めて農大一中でおくる学生生活の素敵さを実感。
厩舎は農大の中にあるので、農大を見学できたのも嬉しかったです。
娘は、家に帰るなり私の漫画棚に「銀の匙」(著/荒川 弘)を見つけ、目をキラキラさせて読んでいました。
農大一中を目指す方、お子さんにやる気を起こさせるのであれば、是非ともこの馬術部と「銀の匙」コンボで攻めてみてはいかがでしょう。
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農大一中の魅力満載の文化祭 のんびりした中で充実の学校生活
農大一中の魅力は、なんといっても様々なことで利用できる、農大のキャンパスです。
農大一中の学生証があれば、農大の図書館に入って本を閲覧することもできます。(借りることはできないそうです)。
農大一中にある図書室は、芝のテラスが続いていて本当に開放感あふれる素敵な図書室ですし、生徒さんたちも本当にのびのびとしています。
ちなみに
本が好きな子は要チェックです。
10円~本が買え、しかも図書委員手作りのブックカバーがもらえて、とても素敵でした。
農大一中は、東京都内に居ながらも、非常に牧歌的な日常をおくることができ、勉強の環境としても贅沢な学校です。
是非とも一度、農業大学第一高等学校・中等部の文化祭、桜花祭に足を運んでみて下さい。
共学で農大一中と同じくらいの偏差値なら、こちらの学校もどうぞ
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