小4の冬休みは、とにかく自学を徹底するチャンスです。
どんな過ごし方をしたらいいのか…。
小学4年生が冬期講習を取り組む際に、掲げる目標とはなんなのか…。
それは「自分から勉強に取り組むこと」です。
でもなかなかそれができず、なんとなく始まってしまった冬期講習に惰性で通い、あまり習得するものなく終了してしまう。
5年生の基礎となる4年生で自学のクセをつけておかないと、5年生での自学の取り組みは難しくなります。
うちの子も、やや勉強はやる気になっているものの、集中しきれない感じ。
そこで冬期講習を前に、子どもに分かりやすい目標の立て実践してみました。
Contents
冬休みと冬期講習での目標を明確にする
冬休みは短いですが、冬休みに入る前にうちでは以下のことをしました。
- 年明けのテスト 目標点数を書いてもらう
(できるだけ具体的に。なんとなく100点とかではダメです) - 予想点数を読み上げてもらう
- テスト範囲を一緒に確認する
- テスト範囲をいつでも確認できるように、メモしてもらう
- 冬休みに勉強で取れる時間を確認する
また、これまでやってきて分かったのですが、子どもにとって2週間後というのは、想像もつかないような遠い未来に感じでいる…ということです。
ですので、
「月曜日には何をする?火曜日は何をする?」
と確認をすることで、1週間にどうやって勉強を振り分けたらいいか考えます。
冬期講習も含め、冬休みは賞味2週間ほどの休みです。
学校がないからこそできることを、いろいろやりましょう。
そして、冬期講習は年明けテストの目標を書き出してから通い始めると、授業への気持ちが変わります。
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冬休みだからこそ起床時間と睡眠時間が大切 生活時間を守る
小学校4年生の冬休みになると、つい遅くまで起きてしまったり、寝坊をしたりして生活が乱れがちです。
子どもをきちんと朝は起こし、学校に通っている時と変わらない時間で勉強などをうながします。
冬期講習へ行く前も、朝6時には起床し、朝の勉強を一通りこなしてから塾へ向かいます。
もしも、学校に通っている時にいつも起きてこなくて、遅刻気味で学校に通っているようであれば、学校がないからこそ、ここで日常を修正できるチャンスです。
冬休みも親は早起きする 過ごし方の見直しを
勉強するのに適した時間は、起床から3時間ほどたった時間と言われています。
冬休みだからとだらけず、朝6時には起床を。
朝のルーティンができれば、勉強時間を作り出すこともできます。
朝の勉強は、基礎的な勉強をするのにとてもいい時間です。
冬休みのうちに、朝勉強の時間について見直しを。
また、
小学4年生であれば、8時間ほどが理想値です。
冬休みは、是非その時間を確保するように、ここは親が頑張るところだな…と私も日々格闘しています。
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勉強に集中するクセを作る 集中するための伴走を
子どもが勉強に没頭するクセを作るために、私はこんなことをしてみました。
- 子どもが勉強している時に、私も横で仕事をする
- 家だと気が散ってしまうなら、カフェや図書館で一緒に勉強をしてみる
自分で集中のゾーンに入ることができるようになるまでは、できるだけ寄り添います。
といっても、つきっきりで勉強を見る…というのではなく、親は親で勉強や作業をするのです。
親も環境作りに協力を
私のように横で仕事をしてもいいですし、資格の勉強や、自己啓発本を読むでもいいでしょう。
とにかく、大人は大人で勉強している様子を見せます。
そうすることで、集中して勉強をするお手本を見せられますし、質問したい時にはすぐに聞くことができ、子どもが落ちついて勉強しやすくなります。
家にいる時間、子どもだけの力で集中して勉強するのは本当に難しいことです。
テレビを我慢し、ゲームを我慢し、本を我慢し…。我慢をするのが精いっぱいで、なかなか勉強モードに入ることができません。
大人である私も、原稿を書かなければならないのに、何かあると携帯でゲームをしてしまったり、ネットサーフィンをしてしまったり、ツイッターをしてしまったり…
それでも、そんな自分を追い込む方法が私にはあります。
それを見せることで、娘も勉強への集中の感覚をつかみつつあるようです。
冬期講習後の復習の際に、是非集中する時間を共有してみて下さい。
冬休みだからできるじっくり1問を解くこと
通常の1週間では、小学4年生にもなると毎日なにかに追われ、課題をこなさなければならず、1問をじっくり解く時間はありません。
この休みの間こそ、半日かけて1問を解く時間を作るべきだと思います。
我が家の場合は、入り組んだ図形の表面積問題でした。
図に入れる補助線と、細かい計算が必要な表面積の問題。
なかなか答えが合わず、どうやってアプローチをするのか、ひたすら考えていました。
最初は「これ答えが間違ってる!」と問題集に怒っていたので、まず答えが合っていることを立証しました。
- 考え方を説明して、計算で正解がでることを見せる
- 解けることを理解してから、もう一度解いてもらう
- 計算が合わない場合はどこが「考えてごらん」の声かけでチャレンジさせる
- 自分で計算し忘れていた表面積を見つける
- 答えが合う
- どうやって正解がでるか説明してもらう
でもこれで、表面積の計算で忘れてしまいそうな裏面の面積や、補助線の入れ方などをじっくりと自分の中に落とし込めたと思います。
つい、冬休みなのでこれまでの総復習を!と気が焦り、量をこなしたくなりますが、この1問をじっくり解く時間を2週間のうち2日間でもいいので作ると、自学への道がぐっと近くなります。
娘とは、この問題が解けたあと、さらにこれをなんとか簡単に出す方法はないか話し合って、今も考えています。
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さぼってしまいそうな日は漢字を学習させる
冬休みは、なにかとイベントが多い休みでもあります。
ですので、どんなにイベントがあっても、
疲れてもこれだけはやる!という強い決心が親に必要です。
私の場合は漢字勉強です。
漢字は、覚える以外に道が無い勉強です。
どんなに疲れている日だとしても、勉強の免除はせず。
「漢字だけはやりなさい」
とやらせます。
「今日はまぁいいか…」という親のルーズの考えが、
子どもの勉強にブレを起こします。
冬休みが終わったときに、終わらない勉強はいろいろあるかとは思いますが、【漢字だけはできた】ということが、子どもの自信になるのです。
冬休み・冬期講習の際に親がすること まとめ
冬休みに親がすることは以下です
- 目標点数を書くよう声掛け、見守り
- 目標点数の音読指示
- 起床や就寝時間の管理
- 集中して勉強するための伴走
(子どもの横で仕事や勉強をする) - 1週間ごとの勉強配分の確認
- 1週間に1度 じっくり解く時間の確保
- どんなにイベントがあっても1個は勉強させる
勉強は毎日やることだ…というルールをイベントでブレさせない
以上です。
たった2週間の過ごし方ではありますが、冬期講習前にしっかりと気持ちと勉強環境を作っておくことで小学4年生の冬休みがチャンスに変わるのです。
冬休みに「日本史嫌い」を克服するのも効果的です。
それについてはこちらのブログへ
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