教育

小学1年生からはじめよう! かけ算の覚え方! 5ステップ

小学1年生からはじめよう! かけ算の覚え方! 5ステップ


小学2年生の2学期になるとやってくるのがかけ算の基礎「九九」
小学生になって初めての「暗記」するという大きな壁です。

1の段から9の段まで、覚えてしまえばなんてことないのですが、覚えるまでは本当に大変。

今日は、この「九九」(かけ算)の覚え方をお話したいと思います。

小学生のうちの子の場合、大好きなことはすぐ覚えるけど、興味の無いことはなかなか覚えられないタイプです。

何しろ、新しいことになれるまでの時間が長い……。
本番までの助走期間をしっかり取れないと、本番で飛べないこともしばしばあります。

ですので、かけ算は小学生になって最初の秋からとりかかりました

1年生だと少し早く感じますが、2学期になるとだいぶ小学生も板についてきて、勉強に向かう姿勢も出来てきます。

また、テストもいろいろと1学期に受けて、園児だった時とちがって、小学生はたくさんお勉強するんだな……とわかってくるころでもあります(笑)。

また、まだ勉強が少ないうちに、すこしずつ、じっくり、ゆっくりやると子どもの負担にもなりません。かけ算の基礎である「九九」の勉強に嫌なイメージを植えつけないようにできれば大成功です。

今日の記事の内容はこちらです。

九九の勉強法1 カードを見て唱える

小学生の勉強時間は『朝』がオススメ!

まずは最初の1週間(月~金)は、1の段と2の段を1日5分ほど(1の段、2の段をそれぞれ1回唱えられるくらい)毎日カードを見ながらひたすら唱えます。

次の1週間からは3の段、4の段とひとつずつ進めます。
9の段が終わる頃には8週間たっていました。

秋から取り組み、ここまでで大体小学生になって初めての冬休みです。

カードは単語帳などで作ってもいいですし、市販のものも書店などに行くと購入できます。
いっしょにお買い物にいってお気に入りの単語カードを買うのもいいですね!

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九九の勉強法2 おはじきで数の増え方を視覚的に見せる

陥りやすいポイントですが、ただの呪文のように覚えてしまうと、かけ算の根本を理解しない場合があります。

ある程度「九九」を唱え終わったら、実際の数を見せます。これは2日間くらいで大丈夫です。

おはじきは沢山あると、かけ算以外にも今後の算数の勉強にも非常に便利ですので、用意してみてください。

もちろん、かけ算の道具としてだけでなく、昔ながらのおはじき遊びをするのも忘れずに!

算数の道具だけにしないのが肝心です。

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九九の勉強法3 空で唱える

空で「九九」を唱える時間は、特別に時間を設けなくても、朝や空いた時間に唱えれば大丈夫です。

また1の段、2の段を1週間。3の段から1週間ずつで進めます。

このとき、6の段や7の段は覚えにくく時間がかかるので、その場合はあせらず、さらに1週間増やしてください。

「九九」の暗唱をやるのは、なにもきっちり座ってやる必要はないので、歩いている途中や、ちょっとした合間にやってみてもOKです。

覚えにくいものは、動作をつけると覚えやすくなるのでおすすめです。

例) かけ算1

6×9=54
「答えが50……までは出てくるけど、4が出てこない…」

ロック(ギターを弾くまね)→うるさいから シーッ!(口に指をあてる)

などです。是非ともお子さんと二人でおもしろおかしい動作を作ってみて下さい。
そうすると、笑いながら勉強できます。

秋から取り組み、ここでだいたい2月になります。

九九の勉強4 「九九」の歌を聞かせてみる

これはあくまでも上記で紹介した勉強法1~3を一通りやって、かけ算を理解してからのほうが、楽しく聞けるようです。

かけ算の基礎である「九九」は呪文覚えをしてしまうのは危険なので(二桁のかけ算ができなくなることもあります)、是非4番目におさらい的にやってみてください。

下記のようなCDもあります。

8の段、9の段は歌が早めなので、苦戦していましたが、歌に興味がわいたのか、勝手に再生して何度もチャレンジしていました(笑)

「九九」の歌以外にもいろいろな歌が入っているのでおすすめです。
「にっぽんれっとうどっこいしょ~」が頭を離れなくなります(笑)

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九九の勉強5 クイズを作って出し合う

最後はクイズ合戦をします。
覚えた「九九」を使って、お互いに毎日3問ずつ出します。

例)
・おばあさんの顔にシワ(4×8)があります。何本ですか?
⇒こたえ:32本

・ゴロク(5×6)さんは家族がたくさんいます。何人家族がいるでしょう?
⇒こたえ:30人

などです。

是非、お子さんと二人で考えてみて下さい。小学生ならではの楽しい問題がでてくるかもしれません!

上記勉強法の4、5は平行してやっても大丈夫です。

秋から取り組み、この仕上げに1ヶ月ほど使うと、ちょうど3月くらいになります。

とはいえ、7の段で時間がかかったり、6の段でつまずいたりもするので、4月に終わっても、5月に終わってもぜんぜん問題ありません

だいたいの学校は1学期後半から2学期くらいにかけ算の導入と九九の授業があるようですので、あせらずじっくり覚えましょう!

おわりに

いかがでしたか? これでかけ算の基礎、「九九」の勉強の準備万端です。

だいたい1年生の3月くらいまでを目安に、じっくりとやってみて下さいね。

「4×7」「7×4」など語呂合わせができないところは、クネクネからだをゆすってみたり、変な動作をつけても意外に覚えられて、やっていると楽しいです

この5ステップでじっくり覚えると、2年生の「九九」本番のときには、とても早く「九九」を唱えることができるようになります。これでかけ算の勉強へも難なく入れます。

九九クイズは、授業でやる学校も多いので、自分の作ったクイズを発表もできて楽しいようです。

「九九」はその後の二桁、三桁のかけ算や、割り算、分数の基礎になるので、しっかり勉強しましょう。少しでも早くやることで、子どもに自信をつけ「得意」なことになります。

そうなれば、子どもも親も楽チンです!

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