教育

低学年の小学生統一テスト 首都圏模試の使い方

低学年の小学生統一テスト 首都圏模試の使い方

はじめに

受験を考えている子ならば、低学年で一度は受けるであろうテストを本日は考えます。

四谷大塚主催の「全国小学生統一テスト」無料
首都圏模試センター「首都圏模試」2700円~3240円
⇒会場により価格が違います。

の二つです。

正直言いますと、このテストは低学年から受けるとストレスになる子が多いです。
普通に孤独に受けちゃうと!です。

そこらへんも、親の声かけとともに考えたいと思います!

四谷大塚 全国統一模試は難しい!?


小学1年生から始まる、四谷大塚主催の「全国小学生統一テスト」。

このテストは無料で、しかもわりと早めに結果が出ます
2週間後には結果がでるので、振り返り学習もしやすいです。

また、このテストを受けると事前対策授業、振り返り授業も無料で受けられます

もし、四谷大塚の授業を試しに受けてみたいのであれば、この「全国統一テスト」は無料でいろいろ体験できるので、お得です。

1年~3年まで受けてみて、問題の傾向的としては四谷大塚独自の問題があり、難しいのが特徴です。

受験用の問題を解いていない子には、チンプンカンプンな問題もあります。

もちろん、このテストでも高得点を出す子はいます。
そういう子はサピのαクラスや、四谷大塚のSクラス、早稲アカのSSクラスなんかに行けるタイプの子です。

そういう学力判断に使うのもいいでしょう。

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全国統一テストの基礎問題は、落とさない


ただ残念ながら、うちはそういうタイプではありません。
ですので、このテストの利用方法が少し違います。

「全国統一テスト」で見るポイント

・基礎学習の部分がどれだけ取れるか
・最後まで文章、問題が読めるか
・テストの時間配分ができるか
・分かる問題から解いて、記号問題はとにかく埋めることができるか

です。
とりあえず、まだ受験対策などをしていない娘が、基礎的な部分がどこまで取れるかを毎回チェックしました。

この基礎が取れると、四谷大塚のテストの場合は偏差値40~50前後行きます。
最初の1,2回は「全国統一テスト」向けに、対策勉強などもしたのですが、娘がそのせいでこのテストが嫌になってしまったので、それはやめました。

せっかくのテストなのに、勉強もしないなんて…と思いますよね。
でも、この「全国統一テスト」の問題は、中学受験のテストとイコールではないのです

各中学校によって、テストの傾向は大きく違うので、あくまでもこれは「四谷大塚」のテストとして私は考えます。

ですので、「基礎が解けて」「最後まで問題が読む」ができればOKなのです。
ただ、基礎が解けていないときは、娘と一緒に見直しをします。

基礎と言っても、学校テストとはだいぶ出題方法が違うので、そうした出題のパターンを知るために一緒に振り返ります。

また大事なこととして、テストは勝負なのだから

分からなくても記号問題である限り、とにかくどれかに○をするように!

とそれだけは、娘に教えました。

選択問題で、分からないから○をしないのは、勝負する前から勝負を降りてるも同然ですからね!

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模試は是非友だちと一緒に行こう


うちではテストの問題に慣れるために、1年に2回「全国統一テスト」を受けています。

また、受ける時は必ずお友達と一緒に行くことが多いです
そうするとテスト会場に行くときも、テストが終わって出てくる時も非常に楽しそうで、

テスト=友だちと楽しい

というインプットになっているようでした。
(明日何時にする?お菓子何もって行く?なんて話しています。)

是非ともテストの日は、その後に友だちとのお出かけをいれたり、ランチを入れるのがおすすめです!

楽しく、学習の確認用に是非利用してみて下さい。

首都圏模試の目玉「思考力テスト」をどう考えるか


「首都圏模試」は、首都圏模試センターの行う、有料のテストです。

塾会場で受ける場合と、首都圏模試会場で受ける場合で金額が違います。

塾会場 2700円
首都圏模試会場 3240円

で約500円違います。

受けるのであれば、最寄の大手塾などに「外部生受験はできますか?」と問い合わせしてみてから会場を選んだほうがいいです。

今年から3年生も受けられるようになった、首都圏模試。
こちらのテスト内容は「基礎力テスト」と「思考力テスト」で受けられます。

「基礎力テスト」は、算数と国語。これはこの名前の通りのテストなので、うちの子はかなり自信満々で試験会場から出てきました…(この間の統一テストとは大違い)

でも、「思考力テスト」は

1.知識を活用や、論理的に思考する問題
2.理解したこと、自分で考えたりしたことなどを表現する記述の問題

が出題されます。

実際の出題を見ると、暗号文の解読を考えたり、カードの法則を調べたり、テスト的な問題…というよりは、ちょっと難しいなぞなぞのような問題でした。

うちの子は、「テストだ!」と思って臨んだせいか、試験会場ではまったく分からなかったそうです。

でも、家に帰ってきて、私が「これなぞなぞだね。」と言うやいなや、「ほんとだ!」と言って解いてました

この経験ができたことが、首都圏模試の最大のメリットでした。
次回は、「なぞなぞだ!」と会場で気づくことが出来たらいいな…と思います。

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テストが終わった子ども 親の声かけで今後が変わる!


テストが終わったら…つい

「どうだった?できた?」

と聞いちゃいますよね。私もそうでした。

すると、子どもは出来たときはいいですが、あまり上手くいかなかった時は「出来なかった…」ということに…。

これは、子どもの成長を止める言葉なんだそうです。

だって「できなかった…」という言葉を言わせるというのは、「問題分からなかったなぁ」「最後まで解けなかったなぁ」と落ち込んでいる気持ちにさらなる自己暗示をかけてしまうだけです…。

ですので、試験が終わったら「お疲れ様!」「がんばったね!」とだけ声をかけましょう。
低学年のうちなら、ハグをしてもいいです。(高学年になると人前では嫌がるようですw)

是非こうした模試で、親も練習しましょう!これからの模試や、中学受験の本番に向けて、テスト終わりの子どもへの声がけを!

おわりに


小学生が受けられる模試はこれ以外にも、早稲アカのオープン模試や、日能研全国テストなどいろいろあります。さらには各種検定も!

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お子さんのスケジュールに合わせて、チョイスしてみて下さい

ただ低学年のうちは、通っている塾のテスト以外にあまり受けすぎるのも良くないので、注意が必要です。受け過ぎるとテストに慣れてしまって、いざという時に本領が発揮できなくなるそうです。闇雲にこなせば良いわけではないので、そこはくれぐれもご注意下さい。

また、塾に行っていない子も同様です。
「うちは塾に行ってないから、テストだけでも慣れさせないと!」と思ってしまうのですが、そこはちゃんとお子さんの状態を見て、テストが嫌にならない程度に選んで頂ければと思います。

テストの性質を理解して、是非活用して下さい!

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